アイドル観察録(不定期更新)

ハロプロ系、AKB系、スタダ系、ジャニーズ系、その他アイドル全般についての考察や、鑑賞記録。

俺の好きなアイドルさん #idolCalendar Advent Calendar 2014 Day 2 : 真山りか

てぃばさん主催、俺の好きなアイドルさん #idolCalendar Advent Calendar 2014 - Adventarの2日目を担当させていただきます。

タイトルの通り、自分の好きなアイドルについて書くということで、数多く居るアイドルの中からエビ中の真山さんについて書くことにしました。
真山さんのプロフィール記事みたいなものは別に上げてあるので、そちらもどうぞ。

では本題へ。

真山りかさんを好きになった理由

今年の2月に遡りますが、ふと「エビ中ってよく聞くけどどんなグループなんだろう」と思い立ってYoutubeを開いたのがきっかけでした。
最初は9人という人数の多さに誰がどの子かも分かりませんでしたが、真山さんの顔だけはすぐに目に入ってきました。
なので一応「顔が好み」というのが第一理由になるのでしょうか。
色々なPVを見ているうちにメンバーの個性が大体分かってきて、その中でも真山さんはとりわけパワフルで目を引きました。
少年漫画のヒロインの親友あるいは相談役というか、クラスによく居る面倒見のいい姉御肌の先輩的というか、地味なのだけど気になる存在感。

言葉にするとなかなか微妙ですけど、この画像を見たら何となくそんな感じが分かってもらえるかと。

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…言葉で表しにくいですよね?

ダンスもキレがあるし、歌も上手いし、性格もよさそう。
なかなかこの子は気になるぞと思い始め、「禁断のカルマ」のPVを見たのが決定打でした。


私立恵比寿中学 『禁断のカルマ』 - YouTube

見ていただければ分かるのですが、曲が始まって序盤から真山さんがセンターを担っていて、めちゃくちゃカッコいいのです。

ポニーテールを躍らせておてんばな女の子的に踊っていたかと思えば、こういったクールだけど情熱的な表現も出来るのかと。
そこからはもう完全に虜になり、どんな曲でも真山さんを中心に見るようになりました。

ザ・アイドルだけじゃない、アイドルのもう一つの魅力

今まで私は女性アイドルというと、完全に自分から遠くて、いわゆる同性から憧れの目で見られる子ばかりを好きになっていました。

℃-uteでいえば鈴木愛理さん。
Berryz工房でいえば嗣永桃子さん。
モーニング娘。でいえば辻希美さん。

どの子も可愛いし目立っていて、どちらかといえばグループの中核を担うような存在でした。
そんな私の好みからはかけ離れていたのが真山さんです。
エビ中で上記のような存在といえば柏木ひなたさんか、廣田あいかさんを挙げる人が大半だと思います。
真山さんに惹かれた理由は「顔が好み」ですが、好きになった理由は「親近感」です。
時代のせいでもありますが、自分がヲタクであることを隠さないし、立ち振る舞いもザ・アイドルという感じではない。
その「親近感」に加えて、自分が真山さんの好きな理由の中で大きいのが「努力家」であることです。
エビ中の楽曲制作に加わっている前山田健一さんのインタビューから一部抜粋させてもらいますと、

──最初からポテンシャルが高かったメンバーは?

廣田あいかがズバ抜けてましたね。まず地声の幼さと歌唱力の高さのギャップがすごかった。それから安本彩花と、あとからグループに入る柏木ひなた。この(当時)中1トリオは初めからポテンシャルが高かったです。美怜と真山は完全に努力型ですももクロでいえば有安杏果タイプ。努力して努力して、実力をつけていきました。
(中略)

私立恵比寿中学 - 楽曲&PV制作陣が語るエビ中 (1/5) - 音楽ナタリー Power Push

真山さんが「ポテンシャル型」ではなく「努力型」であるという評価をされています。
前山田さんだけではなく、メンバーやファンからも努力家であると言われる事がとても多い人です。
決して最初から歌やダンスが上手かったわけでもないけど、努力で上手くなった…というのはアイドルでは定番のサクセスストーリーですが、真山さん(星名さんも含め)の凄いところは、最初はそうだったという跡を感じさせないところ。
つまるところ、多分普通の人の何十倍も努力しているのだと思うのです。
ダンスも歌も全体的にポテンシャルの高いエビ中メンバーの中で、地道に努力をしてきた結果が今年、メンバー唯一のソロデビューを果たした事に繋がってる部分も大いにあるのではないかなと思っています。


真山りか 『「Liar Mask」MUSIC VIDEO(SHORT ver.)』 - YouTube

豆腐メンタル

努力で自分の足りない部分を補っていく真山さんですが、メンタル面ではエビ中の中で1,2を争うと言ってもいいほど弱い人です。
精神的な脆さは意外と多くの場面で明かされていて、まず「永遠に中学生」内での一コマ。

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ダンスが上手く出来ずに壁に向かってすすり泣く姿が一瞬ですが映されました。

もうひとつは、今年の春に行われたエビ中メンバーの転校(卒業)コンサートで歌うために用意された曲のレコーディングでの一コマ。

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この曲は脱退する3人のために作られたもので、歌詞を見た瞬間に号泣するメンバーが続出。
レコーディングもティッシュボックスが用意されるほどメンバーにとっては辛い時間だったようですが、その中でもとりわけ激しく泣いていたのが真山さん。
見ているこちらが心配になるほどの大号泣でした。

さらに本番のコンサートが終わった後も、晴れ晴れとした笑顔のメンバーが映る中、ただ一人だけ胸を借りての大号泣。

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今後自分がグループ内で最年長になり、皆をまとめていかなければならないというプレッシャーが大きかったのだと思いますが、他のメンバーもそんな真山さんを理解して見守っている姿が印象的でした。

そんな人が実質リーダーに

大きなプレッシャーと戦い、グループをまとめていきながら、さらにグループ唯一のソロデビューや憧れの声優デビューを果たした真山さん。
決して最初からアイドルになりたかったわけでもない、突出したアイドルとしてのポテンシャルがあったわけでもないけれど、真正面から壁を乗り越えていこうとする姿が多くのファンに支持される理由なのかなあと思います。

最後に、個人的に真山りかを象徴していると思っているエビ中の楽曲を一つ。


私立恵比寿中学 『Go!Go!Here We Go!ロック・リー』 - YouTube

以上、私の好きなアイドル、真山りかさんについてでした。